他人に興味のないボッチの私ですが、家族は大事にしています。
同居ですが、2世帯住宅の1階に住む両親と、車で15分程度の場所に住む、2歳の甥っ子含めた弟家族です。
と、隣県のド田舎に、1人で暮らすおじいちゃん。
もちろん他にも親族はいますが、大事にしているのは直系の繋がりがある、この6人です。
昨今のコロナ情勢で、私の住む県でも、感染者は全国の中でも多い方なんですが、皆郊外に住んでいる為か、まだ感染者は出ていませんでした。
我が家には、医療従事者が3人もいます。
- ママは介護施設で、看護師兼、介護士
- 弟は整形外科病院の病棟で、看護師
- 義理妹ちゃんは総合内科病院で、看護師
ついに今回、義理妹ちゃんがコロナに感染し、一緒に住む弟と甥っ子も隔離生活に入ったと、一昨日聞きました。
『ついにきたか。大変だ!』と思い、弟に連絡。
義理妹ちゃんは、高熱とひどい関節痛で貫徹だった模様。元々喘息持ちなので、心配です(;´Д`)
甥っ子は咳はしているけど元気で、PCR検査は陰性。外に出たがっていて可哀想だと(;_:)
弟は無症状で、いつもの楽観的なノリの調子で、ひとまず安心しました。
感染力の強いと言われるコロナです。
その後、熱が出た甥っ子は、陰性のままではない気がしますし、弟も責任感が強いので、一家の主として気が張っていて、今の所は無症状なのかなと、姉としてはやはり心配してしまいます。
去年全国的にピークの感染者数の頃、弟の勤める病院でクラスターが発生し、コロナに感染した入院患者さんを相手に働いていても、弟は感染しなかったようなので、今回も本当に大丈夫な可能性はありますが。
私と弟は、馬が合わないので、良い関係を維持する為に、一定の距離を保っています。
少なくとも私側は。笑
ですので、普段は連絡を取りませんが、悪い人間ではないので、大事に想っています(*^^*)
こういった非常事態には、力になりたいと思うのが【家族】です。
昨日、朝1で連絡を取り、差し入れ等協力すると申し出たんですが、きっぱり断られました。
理由はやはり、白血病治療中の免疫力低下の私を慮って、「姉ちゃんは感染したら死ぬから」と。
逆の立場でも同じことを言いますが、
『だから玄関前に宅配するだけよ』
と言っても、「大丈夫」と。
無力だなぁと、頼ってもらえない寂しさで、朝から泣いてしまいました。
忙しいママには頼るのに。
時間に余裕のある私には頼ってくれません。
昔の精神病がピークの頃を、弟は知っているので、あまり関わりたくないのかな。とも考えて、落ち込みました。
が、私はもう精神病はとっくに乗り越えています。
未だ精神科にはお世話になっていて、追い込まれると精神異常を起こしますが(;・∀・)
白血病を機に、異常を起こさない、自分をコントロールできる生活に変えました。
お陰様で、治療が辛過ぎて、年に1度程度爆発するくらいで、あとは穏やかに生きられるようになったんです。
私が、病気になってからの方が、人生豊かになってやっと人生楽しみだした、とよく言うのは、これが1番の理由です。
落ち込んだり、苛立つことはありますが、それは生きていれば避けては通れないこと。
大事なのはその後です。
私は【開き直る】ことを覚えました。
実際弟に拒否され、寂しさ・情けなさ・悔しさで1度は大泣きしましたが、15分後にはサッパリ切り替えられていました(^^)v
この成長を弟は知らないので、拒否した部分もあると思います。
昔のままだったら、そのまま自己嫌悪に走り、とことん自分を責めましたからね。笑
弟もきっと、言葉を選びながら断るの、面倒だっただろうな。申し訳ない(/ω\)
元々私はママ譲りの、超世話焼き人間なんです。
弟の拒否に一瞬落ち込んだけど、すぐ開き直った私は、
『もう昔の姉ちゃんじゃないよ、頼ってくれないなら、もう勝手にするもんね』
と宣言し、ご飯系はママがすでに動いているのを知っていたので、私はその他のフォローに動きました。
高熱で苦しむ義理妹ちゃんは当然心配ですが、彼女も看護師。弟も看護師で、看護のプロ。
医薬品は十分あると聞いたので、看護は弟に任せ、素人は引っ込みます。笑
となると、次に気がかりなのは愛する2歳の甥っ子で、熱が出るまでは元気だったので、退屈しているのが可哀想でした(T_T)
アンパンマンの動画を観せていれば、大人しくしているそうなんですが、弟は
「それだけでは親として申し訳ない」と。
私はバツイチですが子どもがいないので、
『そうゆうもんなのか。立派なパパだな』
と学び、アンパンマンのおもちゃを調べまくりました。
「お風呂で遊べるおもちゃなら、アンパンマン被らないよ( ̄▽ ̄)」
とようやくヒントをもらい、
コチラをまず購入。
次にドラッグストアへ行きました。
隔離は始まったばかりで、短くはないはずですから、
- 冷えピタ(大人用・子供用)
- スポーツドリンク
- ゼリー各種
- プリン
- ゼリー飲料
それと、目に入るアンパンマン全て、とりあえずの分を買い込みました。
お菓子・パン・チーズ等の食料品はまだしも、痒み止めパッチまで買っていました( ̄▽ ̄)笑
そして配達へ。
玄関に置いて、インターホン押して逃げるつもりが、義理妹ちゃんを起こしてしまうかもしれないと思い、置いて帰る途中にLineで報告。
一瞬インターホンに手をかけた時の、カメラ映像が送られてきましたが、、、
不審者感が否めず萎。笑
「来たなら会ってけよぉぉ💔けど感謝✨」
と、返信がきて、あれだけ拒否してたのに、結局喜んでもらえたようで、私も嬉しかったです。
いつもお世話してもらうばかりで、久しぶりにお世話する側になれたことが嬉しく、帰宅後ついもう1つ購入( *´艸`)
「次来るときはちゃんと言って」と、
また来てもいい、迷惑じゃない、と私は受け取りましたので、アンパンマンが届き次第、また来週にでも宅配行こうと思います☆
義理妹ちゃんの誕生日もあるので、多分買いにいけないでしょうから、ホールケーキくらい買って、形だけでもお祝いしたらいんじゃないかな、と。
プレゼントは買いません。
律儀な子なので、私の誕生日に気を遣わせてしまうこと、間違いないので。
もらうのは、苦手越えて嫌いですし(^^;
あまりお世話し過ぎるのもきっと良くないので、週に1度程度にしようと思っています。
彼らの生活に入り込むようなことになってしまってはいけないと、非常事態でも、やはり一定の距離は必要と考えます。
だけど私、大失敗しました(;´Д`)
甥っ子、アレルギー対策の為、3歳までチョコや蕎麦系は食べさせない方針だったらしいんです。
チョコのお菓子を買ってしまっていました。。。
子育ても分からないし、聞いていなかったとはいえ、叔母失格だなぁと反省。
HSPとコミュ障を言い訳に、1か月に1度は実家に寄ってくれるのに、「体調が悪いから」と避け、それ程コミュニケーションも取っていなかったことも、今回をきっかけに本当に反省しました。
家を建てたのに、「体調のいい日来て」と招待してくれても、1度も訪問したことがありません。
本当に言い訳がましい姉だなと反省するんですが、これはまた別の理由がありました。
ザックリ言えば、
弟は私の持ってない物全て手にした勝ち組なので、
本当に心から誇らしく、嬉しい反面。
自分が情けなく落ち込むだけなんじゃないかと、二の足を踏まずにはいられず、訪問できませんでした。
もしかしたら、実の弟相手に妬むかもしれない。僻むかもしれない。
そんな気持ちをもし持ってしまったら、私は私が嫌いになります。
そんな醜い自分は見たくない。
それが怖かったんです。
結局私は、私が可愛いんですよね。
自分に甘いです。
ですが今回、唯一私が大事に想う家族のことを何も知らない方が恥ずかしく、情けないように感じました。
コロナが落ち着いたら、勇気を出して、遊びに行かせてもらいたいなと思っています。
コロナをきっかけに、家族の在り方について、色々気づかされ、考えさせられました。
良い家族の一員になれるよう、変われたらいいなと思います。 あんにょん☆
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